詩祈〜しき〜

「春風の吹く頃には」

作詞・作曲 小林茂明  編曲 詩祈

1
二人歩いたこの道
今僕らそれぞれの道
せめてもの想いは君への
ごめんねの意味を込めた
「支えるから」は
君に届かなかった

傷つけ合うしか手だてが無い僕ら
それでも君は僕を笑って
優しく包む最後のありがとう
今もまだ...

不器用過ぎる二人にも
足早に時は流れる
こんなにも苦しくて
君の顔が悲し気で
胸が痛くて痛くて
僕は何も出来なくて

2
二人歩いたこの道
今僕らそれぞれの道
せめてもの想いは君を
惑わせてしまうだけで
「支えるから」は
まだ自分勝手で

言葉じゃ足りない想いが一つ
こぼれてく...

星はいつか滅ぶけど
季節(とき)は流れても
輝きだけは時をも越える
腫れた目が悲し気で
心が打ち震えても
想いは想いのままで...

あんなにも愛した
君と誓った未来ですら
嘘に変えて傷付けた
楽な出会いではなかったから
虚しくて枯れ葉が
風に揺られるように

季節(とき)は流れ過ぎ去り
春風吹く頃には
暖かい風は心を流すだろう
いつかもしまたどこかで
巡り会えたら
心から笑っておくれ
ずっとその暖かさのまま...



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